岡 原 有 子
Yuko Okahara
彫金作家
1947 東京都生まれ
1968 彫金作品制作を始める
1983 装剣金工作家 安藤薩雄氏に師事
1993 金工作家 浅井盛征氏に師事 現 在 社団法人 日本工芸会 正会員 熱海市内にアトリエをかまえる
受賞歴
2011 日本金工展 「文化庁長官賞」 受賞
2013 東日本伝統工芸展 「奨励賞」受賞
2018 日本金工展 「熊本県伝統工芸館賞」受賞
2022 日本伝統工芸展「奨励賞」受賞
2023 東日本伝統工芸展「奨励賞」受賞
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彫金という仕事。いろいろな地金(金・銀・銅・赤銅・四分一等)を使い、湧き出たイメージに向かって形を作り、象嵌・置き金等の技法で加飾していきます。硬い金属から柔らかい"何か"が感じられたら万歳!です。
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彫金(ちょうきん)とは、
金属にいろいろな技法を用いて加飾を施す技術のことを指します。
主に金や銀、銅、真鍮等の金属を用いて、装飾品や工芸品等を製作します。
彫金の技法には、打ち出し、象嵌、彫り等があり、各々に適した鏨(たがね)を作り使用します。
また、彫金家は、素材の特性を理解し、緻密な技術力を持ち、
創造性に富んだデザイン力を持っていることが求められます。
金具(かなぐ)とは、
「刀剣の「柄頭」や 「目貫」 に使用された金属加工技術のうち特に細密な彫金技術が趣のある「釘隠し」 や、 粋を凝らした女性用の帯留、
男性用の煙草入れや財布の付具等にも転用され泰平の江戸時代後期に流行したものです。
現代でも 日本独自の伝統文化工芸品として評価は高く帯留
ブローチ・額装などの装飾品に姿を変えて生活の潤いを担っています。
金工(きんこう)とは、
南部鋳物鉄器に代表される鋳金技術、金属を叩き鍛えて伸ばす鍛金技術、
金属に彫刻を入れたり象嵌する彫金技術、 これらの総称が金工です。